SHE LOOK

きみになりたい

まのえりなと握手してきた

握手することさかのぼること3時間前。いつものように嫁には「急な仕事が入った。俺がいないとどうにもならない案件だ、済まない。」と背中で家庭を支える家長の含蓄ある言葉を語りながら、真野恵理菜ちゃんの晴れやかなファーストライブを彩るために颯爽と中野サンプラザへ足を運んだ。
まずは渋谷へ出てそのまま寄り道せずに山手線に乗り換え新宿へ移動。そして中野駅の上を走る向かうために中央線に乗車。その車内でやはりというかやっぱりというか意味は同じだけれどつまりは連戦連勝系の戦闘民族の雰囲気をかもし出しているヲタ風の人間がちらほら増える。明らかに通常の東京タウンの中では考えられないような遭遇率。中野駅に着いたらそれらがそろってぞろぞろと降車。ちなみに何で戦闘力が高そうな人ほどモンハンを電車などの公共の場所でプレイしてるのでしょうか。彼ら自身がMonsterであることにいつ気づくのでしょうか。
中野駅(ちなみになかのえきを変換すると真っ先に中野疫と出るのはやはり彼らのせいでしょうか)に着いたあとチラリと視線を中野サンプラザに向けるとそこにはまさしくリアル地獄絵図が。私は全うな人間であり男であり父であるので、そのような場所に来るのは本当に久々だったのですがココまででしたかね、破綻っぷりは。ともかく数年前の正月のハロープロジェクトのコンサートのために中野サンプラザに来た際に、交差点で女子社員とすれ違ったというリアル悪夢を恐れて絶を使い中野サンロードに身を潜めた。
1時間ほど時間を潰し待ち合わせ場所へ。外から見ても地獄絵図だが、中から見ると全員淫獣。召還されてるとしか思えない。一見普通そうに見える人もいないことはないんだが、圧倒的に"何かが足りない"人間が多すぎる。そして連番者(屈強)(ヴェテラン)(id:peperon227)と共に中に入る。その直前「今日、握手ありだよ」と。泡わわわわわわわわわわわわわ真野ちゃんとお話しちゃうのかよこの俺が!マジでそんなつもり、つまり18歳になりたてのいたいけな少女の肉体の先端である手のひらに自分の手のひらを合わせたいという邪な気持ちはまったくナッシング。でもまぁ仕方ないから取りあえず中に入ると。皆さん年上すぎます。恥ずかしながら30歳というネクストフィールドにジョインしてしまった僕ですが、すれ違う方々みんなほぼ全員年長者というのはどういうことでしょうか。その中でも一定の割合でいらっしゃる自分のお父さんのような人、つまり初老とすれ違うと心臓が止まりそうになるので帰ってくださいというか還ってください。そんな切ない気持ちの中ステージライトが灯ります。初生真野ちゃんキター!真野ちゃんは今まで多くのイベントをこなし、そして多くの人の面前で笑顔を振りまき、そして歌を歌い、そしてつまりイベントという事は握りたくもない手を笑顔で握っているわけで、つまりは会場に来ているほぼすべてのヲタク共はもう真野ちゃんは新鮮ではないわけで、真野ちゃんからしてもお前ら全員新鮮でもなんでもないわけで、そんな中真野ちゃんを想い溢れて早2年、2年!?、まぁ2年として、2年間一切同じ空間にいないというのは何というピュアネス。もう3年生か、高校生活もあっという間だったなー、クラス替えも3回目ともなるとさすがにずっと同じやつは少ないよな、社交的でもないけれど人並みに壁を作らず話をする俺は大体のやつと話したよな5月にもなると、でも3年間同じクラスでほとんど話したことがないのが、真野、そして実はいつも窓際の席を選んで空をぼんやり見てる真野を、斜め後ろの席から目で追ってる自分に気が着いたのは2年生の夏休み前、、、といった感じで真野ちゃんとモッシュちゃんはこういう間柄と同等なわけで、崇高な気持ちでライブに臨んだ。
真野ちゃんの歌は破綻。でもBメロまでで慣れる。それ以降は、歌唱力?それおいしいの?状態になり、要するに悟りを開いて賢者モード、トリップ、キ・マ・る。「はじめての経験」そして新曲の「世界はサマー・パーティー」だけで世界戦12回戦を開けるね。この2枚については家庭内にリスクを持ち込むとしても CD Discとして家にいれ、DNAに刻みたいと思う。まぁそんなこんなで短いライブ時間は終わり、握手会へ。
周囲の列強系たちは、あーだるーという別にだるくもないのにだるそうなフリをして自分らの経験値をおのおの表現し周囲よりも自分を大きく見せようとして果たして誰と戦っているか意味不明なんですが、僕もだるいとかそういうフリをしていましたごめんなさい。そんななめた態度をとると跳ね返ってくるのが質量保存の法則。握手の順番で座席を立ったらあれよあれよという間に目の前に真野ちゃんが!そしてお手手をにぎにぎ。べ、別に僕は握手をしたいというつもりの気持ちを持ってこの中野サンプラザに足を運んだわけではなく、ただ単純にキミ応援をしたい、いつまでも高2の夏でいたい、と思っただけであって、握手というのはただのアクシデントであって、とは言っても一応希望者自主参加性という制度になっていたわけであって、真野ちゃんと握手したかったんです真野ちゃんあくすあくす!と思ってたら、まさにリアル光速ですぎてしまって手に真野ちゃんのかすかな小さなお手手の感触が残るのみ。顔は、やっぱりステージメイク意外と化粧が濃いね、と言ったくらいの感想しか残らなく、つまりは握手会のときの半分の確率で発動するキングクリムゾンが発動され、時間が吹っ飛んだ。おめーら全員視ね。あまりにあっという間の出来事でこのまま帰るのか、、、と失意に肩を落としてたときに、ハロー!プロジェクトエッグちゃんという女の子たち(推定リアルJC)のお見送り(握手なしで帰り際を笑顔で見送ってくれる)というこれまたハイレヴェルなイベントがありまして、別に真野ちゃん以外には興味がない自分ではありますが、真野ちゃんの表情すら覚えてないままで帰れるかよ、何か結果を残してかえるんだよ俺はと息巻いた俺は、リアルJCに「どーもー」「おつかれーす」とまさしくリーマン挨拶をリーマンっぽくしないようにちょいアレンジを(自分の中で)加えて一人ひとりの顔を凝視して帰ってやったよ。
そして中野駅のホームに一人立ち、中央線を待つ間、オロナミンCを一気飲みしてゲップを吐き出し、そして大切な何かを失ったことを知った。